大卒の内定率が上昇、就職しやすくなった理由は金融政策

 リクルートキャリアの調べによると、2014年春に卒業予定の大学生の内定率が前年同期比よりも改善していることが分かりました。六月の時点で5.4ポイントの回復で内定率は53.4%となっています。五月でも39.3%の内定率であり、これは前年同期比より8.6ポイント高い数字となっています。

金融政策とは

 内定率の上昇は金融政策の影響によるもので、日本全国にその良い影響が出始めています。高卒予定者の内定率、求人数なども上昇しています。では、ここまで就職市場を好転させた金融政策の正体とは、どのようなものなのでしょうか?

 金融政策は端的に言えば、市場にあるお金の量を増減させる政策のことです。これにより金利を動かすことができます。行き過ぎたインフレやデフレなどの状態を改善する時にも金融引き締め、緩和などを利用して状況を落ち着かせることができるのが金融政策です。補足ですが、日本史上、昭和恐慌時の大蔵大臣であった高橋是清が現在と同じように大胆な金融緩和を実行して大不況から逃れたことがあります。

選挙の重要性

 金融政策の如何によって、景気が良くなり、悪くなりもします。現在のように良いニュースを耳にすることが出来るようになったのは金融政策が成功しているからだと言えます。日銀総裁は国民が選ぶことはできませんが、日銀は政府の子会社のような立場です。国務大臣は過半数が国会議員でなければなりません。つまり、我々は国会議員の選挙を通じて金融政策に関わっているのです。国民が自らの手で金融政策に関わっていくためには、投票には必ず行かなければなりませんね。